36. MGCJ 風柳 つぶやき いまどきのMarketing
日経主催のモバイル・ソーシャルWEEKに参加し、いまどきのMarketingなるものの話を聞いてきた。 いままでと違い、いまどきは個人の詳細な情報を入手してそれらを分析、その個人の生活リズムや思考、得意不得意、好き嫌いなどを集積して、その個人に対するマーケティングを、効率的にかつ正確に行えるようになる。との事。 これらの情報は各種のモバイル関連端末やSNS Network, emailなどから集積、分析するもの。 昔からユーザーが何を、どうしたいのか、何を解決しようとしているのか、何を楽しみたいのか、などを的確に把握してターゲットの顧客を策定、その顧客に対してマーケティングを計画していたが、いまどきはそれらの基本情報がビッグデータの中に既に蓄積されている。 それらのデータを活用する各種ソフトウエアも各社用意しているとの事。
これらは一見大変大きな進化でマーケティング担当者は大いに歓迎するはずであるが個人はどうなのだろうか? 私見ではこれらの情報が本人の知らないうちに集められて、分析され、個人の思考、行動、趣味などほとんどすべてを、網羅する事に対して本当に良いのでしょうか?
そのうち個人の情報がいくら個人情報保護法があっても、ほぼ自由に入手できるようになるのではないか!いまやモバイルで各種の効率向上が可能となったが、同時にこれらの情報に対してある意味オープンになりすぎたと思う。いろいろと考えさせる時代に突入した。
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