42.  MGCJ 風柳 つぶやき 食材偽装問題

42.  MGCJ 風柳 つぶやき 食材偽装問題

 

この2週間ほどでホテルやデパートのレストラン、所謂デパ地下での販売された食品の

食材偽装問題が続出している。まだまだ出てくると思う。何故こんな状況になってしまったのか!

レストランの出の食材の表示に関してはそれに対応する法律が整備されていない、又JAS法では

食品としてパッケージされているもののみの対象と云っている。消費者庁はいったい何をやっているのか?しかもあるデパートでは数年前から偽装が行われており顧客は全く分からなかった。

考えなくてはいけないのは; 

1. 店を信頼して食事をしたり購入した顧客は騙された、なぜか?

2. 顧客が気がつかないからそのままにして、答弁として気がつかなかったと云っている、本当か?

3. コストと店の利益を考えるとある程度高くなるのは顧客も理解していたはずだが

何故そんなに安くできるのかを考えなかったのか?

4. 何故顧客がそんな高級食材を使った料理を欲するのか?

5. 顧客は本当の味が解らないのか?

6. レストランやホテル、デパートは末端までのしっかりした検査体制ができているのか?

7. トップはそのような細かい事に注意を払っていなかったのか?

などなどいろいろとあるかと思います。

問題は誤表示ではなく、顧客を甘く考えて、どうせ食材が本当かどうか解らないと思っていたのでは。

業者はいかにコストを抑えて利益を出すかを考えて販売、レストラン経営をしているはずで初めから赤字のものを作り販売するわけがない。顧客はこの基本的な事をもっと理解すべきである。おかしいと思ったらその場で販売業者やレストランのマネージャーに伝えきちんと回答を得る必要あり。

元々信頼関係で成り立っているべきものであったがこの信頼は崩れた。すべて疑うべき!

 

又社長や責任者のお詫びの答弁も一応に、皆様に大変ご迷惑、ご心配をおかけいたし、誠に申し訳ございません。

この答弁は少しおかしい、顧客は何もその会社の心配などはしていないし迷惑をかけているとも思わない。

むしろ。顧客の信頼を崩壊して、高い価格で販売して申し訳ない、つまり嘘をついて販売した、その会社の身勝手な理由を述べられても信用できない、というのが本筋であろう。

ほかのレストランでも同じような事が出てくるのであろう、冷凍の食材を解凍してフレッシュ、新鮮、鮮魚などといった表現は顧客だますことにほかならない。

レストラン関連の法整備も消費者庁で早く整備してもらいたい。

顧客側としては前記のおかしいと思ったら問い合わせる、食材のコストがどれくらいかを把握する事により適正価格とあまりにも開きがあるのは疑ってみる(高すぎても、安すぎても)、あまり高級食材ばかりを欲しないなどの坊行が必要なのではないか、反省する必要あり。