9. 後継者がいない、育たない
自分の後継者がいないし育たないと毎日のようにいっている社長さんが大変多いと思います。
まず次のことから考えましょう。
1) 何故後継者が必要なのか?
2) 何を期待して後継者とよぶのか?
3) 後継者の候補はいるのか?
4) 後継者の候補の発掘をしているか?
5) 後継者の育成を努力しているか?
さて回答はいかがでしたか? そもそも投げ後継者が必要なのか説得できる説明ができますか?
単に私もそろそろ引退を考えたいからとか、息子に譲りたいがとか、私の右腕の人に託したいとか、いろいろとあるかと思います。
これらが解決しても銀行からの借り入れの保証を個人資産で賄っているので、後継者にこの借り入れも肩代わりして欲しいと考えていることでしょう。この借り入れ云々といったところで後継者候補は非常に限られてきます。借り入れの肩代わり保証ができる社員や他の役員は少ないでしょう。
後継者の育成は10年かけてやりましょう。ビジネスが良い時も苦しい時もその10年にはあると思いますし、銀行からの借り入れ保証の件も理解して準備してもらうなり対策を考える時間が必要です。自分と同じようにできる後継者はいないとの認識からスタートです。
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